後藤大樹の記録はどれほどすごいのか。
400mハードルでの日本選手権優勝、U20日本新、U18世界最高、アジア大会代表内定
この年齢(17)で作り上げた数々の記録はどれほどすごいのか。
将来性までも含めて解説します。

出典:月刊陸上競技
【第110回日本選手権】
男子400mハードル 優勝 (アジア大会内定) 後藤大樹(洛南高・京都)
陸上・日本選手権最終日(6月14日、愛知・パロマ瑞穂スタジアム)は、
9月の愛知・名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねて行われ、男子400メートル障害決勝で、
48秒09 のU20(20歳未満)日本新記録を樹立して初優勝。
日本陸連が定める選考基準を満たしてアジア大会の代表入りを決めた。
高校2年での快挙だ。
社会人らをすべて抑えトップでゴールしたのだ。
前日には、それまでのU18(18歳未満)の世界記録を 0秒22 更新したばかりだ。
「緊張より、ワクワクしたような気持ちで走ることができた。」そうだ。
前日の予選では 日本高校記録(49秒09)を30年ぶりに更新。
この日は2番手で直線に入ると一気に抜き去り、日本歴代4位(1位は為末大の47秒89)で駆け抜けた。
昨夏に、49秒84で高校総体初の1年生王者になってから、1年足らずで1.5秒以上も短縮した。
素晴らしい成長ぶりだ。
普段は友人と下校時に買い食いしたり、休日はカラオケに行くなど「ごく普通の高校生です」と言う17歳が、9月のアジア大会代表に内定したのだ。
超新星!現る!
陸上界に、これはまさに、超新星と呼ぶべき新たな星が現れた。
高校2年生の 後藤大樹だ。
高校生でありながら男子400mハードルで日本選手権を制し、記録も世代のトップどころか世界に通用する数字ということで、一躍注目を集めています。
後藤大樹とはどんな選手なのか?
どんな記録を持っているのか?
アジア大会に出場できるのか?
そして将来性は?
に整理してみましょう。
後藤大樹とはどんな選手?

出典:読売新聞
洛南高の短距離・ハードル界の逸材
後藤大樹は、京都、洛南高校陸上部に所属するの選手で、JAAFのダイヤモンドアスリートにも名前が挙がっています。
種目は「短距離/ハードル」とされていますが、400mハードルだけでなく、当然100mでも、かなりの記録を持つ、ハイスピードランナーです。
高校生のうちから、全国のトップクラスの大会で好成績を収め、すでに日本陸上界の将来を担う存在になっています。
後藤大樹の記録はどれほどすごい?

出典:Olympics.com
日本選手権予選で48秒31の衝撃
まず、日本選手権の男子400mハードル予選で、大きな話題を呼びました。
このレースで48秒31をを出し、U20日本新記録とU18世界最高記録を樹立しました。
本人も「48秒台を目標にしていたが、48秒31はとても信じられない」と言ったほどの大記録で、大舞台でも動じない勝負度胸をを見せました。
決勝では48秒09で優勝
さらにすごいのはこれからで、決勝ではさらに記録を伸ばして、48秒09で優勝したのです。
予選で打ち立てた自らの記録を更新し、再びU20日本新記録とU18世界最高記録を塗り替えて並みいる社会人、大学生を打ち負かし、日本一になったのです。
アジア大会代表入りは本当?

出典:日刊スポーツ
日本代表内定で一気に注目度アップ
この結果、後藤大樹はアジア大会の日本代表に内定しました。
日本選手権優勝によってアジアで一番を狙える大きな権利を得ました。
会見では「みなさんをびっくりさせる走りをしたい」と意気込みを語っており、アジア大会で一番の注目種目に名を挙げました。
高校生らしからぬ落ち着きと、さらに強気な姿勢が期待を膨らませます。
後藤大樹の将来性は?

武器はスプリント力とレース度胸
後藤大樹の強みは、ハードル技術だけにとどまりません。
さらに、大舞台の、大観衆を前を前にしても、萎縮どころか、むしろ「ワクワクした」と言うほどの、メンタルの強さをこの若さで持っているということです。
世界を見据えられる素材
すでに後藤大樹は、日本一になった後も「今後は世界を見据えて戦っていく」と世界を目標にしていくと語っています。
高校生2年生の段階で、U20日本新、U18世界最高、日本選手権優勝、そしてアジア大会代表内定まで到達していることを考えれば、将来的にはアジアのトップ争い、さらに世界大会での活躍まで期待したくなる逸材です。
今後、400mハードルでどこまで日本記録に迫るのかは大きな見どころになるでしょう。
まとめ
後藤大樹は、ただの“注目の高校生”ではありません。
48秒31、48秒09というとてつもない記録を打ち立てて、U20日本新記録とU18世界最高記録を更新しながら、日本選手権優勝とアジア大会代表内定にまでなったという本物の超新星です。
短距離力、ハードリング力など、ハイレベルな力を持ちながら、大舞台での度胸をも兼ね備えて、今後の日本陸上界を引っ張る選手へ成長する可能性は十分にあるでしょう。
これから先、後藤大樹の名前を目にする機会はますます増えていきそうです。
オリンピックも頑張れ!
お読みいただきありがとうございました。

